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ひまわり

『情報収集は大事、でも、ぽーっと過ごすことが妊婦には必要』

かなり面倒くさいことを書き始めてしまいました。

ボクたち夫婦には伝えたい想いが沢山あったのです。

だから、自らの裸の写真を公開してまで、かみさんとボクは「マタニティイベント」に足繁く出向いていました。

かつては…。

今回、このエッセイを書くことになって、どこまでそれに触れようかと悩みましたが、想いはどうしても溢れ出してしまいます。

悪しからずご了承下さい。

 「どの様に自分たちの出産を迎えるか?」、そのための情報収集は大事だと思います。

でも、一方で、妊婦さんには難しいことを考えず、ぽ〜っと過ごして欲しい!

活字を読んだり、モニターを見続けたりするのは、本当はよくないのだと思います。

考えるのではなく、感じる。

教わるのではなく、気づく。

無心で、自分自身の身体とお腹の中の赤子に向き合えば、多分見えて来るものがあるのだと思う。

出産も、痛みも怖く無くなると思うのです!

生物としての、当たり前の行為。

そう思うことができ、自分と赤子を信じることができれば…。

頭でっかちになり過ぎては、自分の中の野生に気づかない!

人間以外の生物は、誰からも教えを受けず、自然にその時を迎えます。

 私たちも身体の声を聞けば、きっとできるはずです。

 自分を信じて、空っぽになってみて下さい。

そして、妊娠から出産、子育ての全てを楽しんで下さい!

万が一に備えて、準備する必要はあるけれど、必要以上の心配は寧ろマイナスです!

緊張より、弛緩。

自分を解き放って、ありのままを受け入れて下さい。 

痛みを通り過ぎ、出産を終えた産婦の顔の恍惚。

その涙。

なんとも言えない至福のひととき。

本人には決して見ることのできない、その表情!

 是非、映像で残してあげて欲しいです。

           

 続く

 紙芝居師 夢追人拝




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