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『雫の生まれる時』より『合宿生活の始まり』

2001年1月2日、予定日が過ぎたが、この日は親戚の家で新年会があった。 会食の途中、おしるしが…。 もちろん、お酒は飲んでない!(笑) 車に荷物も積んである。 親戚一同に中座の挨拶をし、ボクたちは助産院に向け出発した。 I先生のところは、高松空港の傍にある。 生成りの木製ドアを開けると、笑顔で先生が迎えて下さった。 すぐに内診をしたが、まだしばらくかかりそうと言う。 今のうちにということで、美味しそうな夕飯を準備していただいた。 家庭料理なんだけど、本当に美味しい! ほっとして、しみじみ美味しい! まるで自宅にいる様な…。 安心して産める様に、お部屋の感じも凄く自然だ。 寛いだ気分で、陣痛の強まりを待った。

産後一週間以上、ボクたち3人と新しい命は、ここで合宿生活をすることになる。

続く


紙芝居師 夢追人拝



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