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ひまわり

立ち会い出産のススメだけど無理強いはしないで!

更新日:2020年6月18日

このコラム、妊婦さんはもちろん、夫である男性にも読んでいただけると信じて書き連ねて参ります。折角、男性が書くのですから、男性の立場も理解していただける記事にしたい!男女どちらにも、気づきのきっかけを提供できることを目指します。

『立ち会い出産のススメ』とタイトルを打ちながら、この記事のテーマは『無理強いしないで!』だ。何故かと言うと、出産は予定通りに進まない、スケジューリングできないものだからだ。予定日は確かにある。でも、それはあくまで目安でしかない!

うちは3人の娘がいるのだけど、予定日通りに生まれた子は一人もいない!何故なら、促進剤を使わず、帝王切開でもなかったからだ。

自然の成り行きで、出産は進む。月の満ち欠けに合わせてというのにも、完全には合致しない。

例え促進剤を使ったとしても、完全にはコントロールできないものだということを肝に命じて欲しい!それは生命の神秘のみぞ知る、神の領域だと思う。

だから、例え夫が予め有給を取ろうが、周りが出産日に配慮しようが、不測の事態は避けられない!立ち会えたらラッキーくらいに考えていただきたい。


後で夫の非を責める方もおられるが、そんな単純なものではないのだ。でも、運良く、夫婦揃ってその時を迎えられたなら、その奇跡的な瞬間を大切に受け取って欲しい!

ボクは当時勤め人ではなく、自営業で自由が利いたので、予定日の前後の仕事を受けずに、完全に身体を空けてその機会を捻出した。当然、収入減は否めない。

どうしても立ち会って貰いたかったら、そのくらいの覚悟が必要だ!(笑)

また、男は女が思っているよりも血が苦手だ!格闘など、他人の流す血は大丈夫なんだけど、身内が流す血には耐えられない!その辺りのナイーブなメンタリティを理解して上げて欲しい!


出産に立ち会い、「奥さんを女として見られなくなった。」という人もでてくる。

だから、無理強いしないで欲しい!出産は、極めて動物的な行為だ!それを受け入れられる男もいれば、そうでない人もいる!女性は自分がその時どう振る舞ったかなど、覚えていないのだ。事前によく話し合って、二人で準備を進めて欲しい。一人で背負い込まず、夫に重荷をかけ過ぎず…。

正直、男は何も役に立てない!その時、そこにいたことすら産婦は覚えていない!


出産とはそんなものだと、ボクは思う。




                         





   紙芝居師 夢追人拝

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