その日は突然やってきました。
そろそろ2週間ごとの健診が始まる頃、私に思いがけないお達しが下されました。
「今日から入院しましょう」ドクターの言葉に呆然としたのを覚えています。
その後に私の頭をよぎったことは
「なにがいけないの」
「私がダメだったの」
「赤ちゃんは大丈夫なの」
というとてつもない不安と自戒でした。
そんな時にかけられたドクターの言葉
「あなたはなにも悪くない。妊娠は特別なことだから」と
この言葉にどんなに救われたことでしょう。
そう、体の中に起こっていることは私の想像をはるかに超えていること。時にどんなに気を付けていても思いがけないことはある。
そう納得して私の入院生活がはじまりました。
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