手術から一夜明けた私に訪れたのは術後の痛みでした。
回診のガーゼ交換でガーゼが触れただけで「うおーーーー!!」と、痛みでふるえました。
そんな中、夫が別の病院にいる蒼の様子をとったビデオを見せに来てくれました。
映像の中の蒼は管や針を刺されているものの、元気にピコピコ動くがんばっている様子。痛々しくも見えましたが、まずは姿を見られてとてもホッし、次の目標は「抱っこしに行きたい!」という新たなものになったのです。
2日目以降は傷の痛みも少しだけ楽になり、歩く練習をはじめることができました。それでもトイレに行くのも手すりを持って一歩一歩必死、まだまだダメージがある中ではじまったのが「おっぱいマッサージ」でした。看護師さんがオリーブオイルのシップでケアをしてくれたところ、翌日の朝には胸が腫り、授乳室に行き、搾乳機で搾ると30mlの母乳をとることができました。
絞った母乳はパックに入れて冷凍、蒼のもとに届けられます。これが私の日々の大切な仕事となりました。
この時のイメージはまさに搾乳される牛の気分。授乳室に行くと他のお母さんは赤ちゃんに直母をあげられるのに私にはできず、まるで乳牛のようでとてもつらい気持ちでした。
また、体がまだ完全には回復してないので少し動くとめまいのような感覚があるため、できるだけリラックスしてぼーっとするようにドクターからの助言を受けました。
3日の夜からはようやく3分かゆとおかずが出て感激!
早く蒼の病院に会いに行きたいという思いでモリモリご飯を食べました!
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